| ●正心調息法は鼻呼吸が原則 |
他の呼吸法では「鼻から吸って、口から吐くと」というのがほとんどです。塩谷博士はそれでは駄目だとは言われませんが、呼吸のために作られた本来の器官が鼻なのだから、できるだけ鼻を使いなさいと言われています。
したがって、正心調息法は吸うときも吐くときも鼻を使う「鼻呼吸」が原則になります。
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●「鼻」の機能
※以下の内容は「アレルギー体質は"口呼吸"が原因だった」西原克成著/青春出版社刊を
参考にしています。 |
鼻はやはり呼吸のための機構をいろいろ揃えているようです。
西原氏は次のように言われています。
『鼻は臭いを嗅ぎ取る、たんなる空気の通り道ではない。むしろ、生命進化がつくりあげた精巧なエア・コンディショナーであり、からだを守る生体防御システムなのである。』
例えば、まず鼻毛というのは皆さんもご存知のように外から入ってくる大きなゴミを取り除くという機能があります。
また鼻の気道表面には繊毛が生えていて、絶えず粘液が流れ、そこでハウスダスト等も取り除いて、鼻水で外に出してしまいます。
その奥には副鼻腔という穴があり、そこを空気が通ることによって温度を調節し、100%近くまで加湿して取り込んでいる。寒くて乾燥した状態を好むインフルエンザ・ウィルスも、したがって鼻を通る段階で大部分が除去されます。
こういう機能がなかったならば、北極とか南極で呼吸をすると、喉や気管支が皆「しもやけ」になってしまいます。10年ほど前の雲仙普賢岳の大火砕流に巻き込まれた方たちは、まさに喉や気管支に火傷を負ってしまいましたが、それと逆のことが起こりうるわけです。
また息を吐くときも、鼻を通じて息を出すことによって、鼻腔内に適度な湿度と温度を確保するようにしているようです。上でも触れたようにウィルス類は寒くて乾燥した状態を好む、つまりは暖かくて湿度の高いところは苦手であるわけですから、口から息を吐いてしまっては本来の機能を発揮できないという事態に繋がってきます。
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| ●口呼吸の弊害 |
風邪をひいたときなどに腫れる扁桃腺。これも重要な免疫器官だそうです。鼻で除去できなかった病原菌や異物もここで消化されてしまう。扁桃腺が腫れるというのも、それらのウィルス類を消化しようとする余波で炎症が起こるということだそうで、それ自体は悪い症状ではないようです。
しかし、扁桃腺が本来の力を発揮できるのは、あくまで空気が鼻を通ってきた場合のこと。本来はその器官でない口で呼吸をしてしまうと、汚れて温湿度調整されていない空気が気管支や肺に直接流れ込むことになる。結果、湿度が充分でないと機能しにくい肺胞にダメージを与えたり、扁桃腺に過大な負荷を負わせることになり、さま゛さまな免疫障害も生じてくる。
西原氏によると、最近よく聞かれる原因不明の難病・奇病の多くは、口呼吸に起因する免疫病であるとのことです。ちなみに、哺乳類で口呼吸ができるのは人間だけだそうです。おそらく、人間は話すという機能を持ったために、結果として口でも呼吸をできるようになってしまったのではないでしょうか。
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| ●花粉症と鼻呼吸に関する私の体験談 |
自覚症状としては健康面でこれといった問題を抱えていない私ですので、正心調息法でこんな効果があったという体験は少ないのですが、花粉症は見事に治りました。これについては下記のページを参照してください
私の体験談 「花粉症が一発で治った」
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