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塩谷式正心調息法とは?
その特徴  その効用(事象への影響  他人への影響  自分への影響)
■正心調息法の効用
正心調息法の効用について、塩谷博士はもっと大きなレベルで話されていますが、それは博士の著書に譲ることにして、私なりのまとめ方をしてみます。

博士が言われる正心調息法の効用については、次の3つの面があると捉えています。

 ①事象に影響を与えることができる。

 ②他人の健康等に対しても影響を与えることができる。

 ③自分自身の健康に影響を与えることができる。

上記の3つの側面について説明していきます。
■事象に影響を与えることができる。
最も大きなことは、博士の著書を読むと色濃く出ていますが、正心調息法を実践することによって世界平和に寄与することができるということです。

その他に、博士ご自身の体験としてよく出てくるのは、医院を閉めて熱海のマンションに移られたときのこと。この項の例としてこのことを記しておきます。
マンションで内部対立が起こり、耐え切れずに出て行く人が出るほど雰囲気が殺伐としたものになってしまった。心ある人たちはいろいろ対策を講じたが解決しない。
そのうち、なんとか全メンバーを包含した親睦会を立ち上げ、その会長に博士が就くことになった。博士に対する中傷、怪文書も飛び回ったけれど、対立者双方の話をそれぞれに聞いた。そして博士は正心調息法で「この内紛は収まった、収まった」と強く想念を発し、メンバー全員が和気藹々と暮らしているところをイメージ(内観)した。

すると3、4日後くらいから雰囲気が変わり始め、1ヵ月後には騒ぎも収拾に向かい、2、3ヶ月ですっかり平穏な、理想的なマンションに生まれ変わった。

※この件について、詳しくは博士の著書「宇宙無限力の活用」を参照願います。

博士は当初、20世紀末から21世紀初頭にかけて予想される大動乱(カタストロフィー)について、世界の人口の10%が正心調息法を実践し大断言を唱えれば避けることができると言われていました。最終的にはどうも避けられそうにないとの結論に達してしまったようですが、こんな話があるので、紹介しておきます。

■TM瞑想(超越瞑想)実施者と犯罪率の関係に関する米国での実験(社会学者G・ランドリスによる)

 ●人口25,000人以上で、その1%以上の人がTM瞑想を習っていた都市が11都市あった。
 ●比較のため、TM瞑想者が人口の1%未満だが、人口、宗教、学生人口、以前の犯罪率傾向の観点から
  
「1%都市」に似ている11都市を選択。

 ◇1972年から1973年にかけての犯罪率を比較
  ☆「1%未満都市」では平均8.3%の増加で、国の統計治と一致
  ☆「1%都市」では犯罪率は全て8.2%の増加で、これが偶然に起きる確率は千分の一以下。

 わずか0.1%の差ではあるけれど、とてもおおきな発見であり、以後、社会科学の厳密な統計手法とデー
 タ収集手順を用いた多くの実験によって確認されたそうです。

                          ラリー・ドッシー著「魂の再発見」P.277より
■集団瞑想が世界平和に影響を与えるかどうかの研究/1983年にイスラエルでTM(超越瞑想)機関が実施

 ●2ヶ月の間、毎日紛争の状態を追跡
 ●瞑想者が多かった日は、レバノンにおける戦死者が76%減少、地元の犯罪、交通事故、火災も全て低下
  ☆天候、週末や休日の影響といった関係要因は全て統制された上での結果

            リン・マクタガート著「フィールド~響き合う生命・意識・宇宙」P.301より

こういう実験結果があるのならば、皆さん、より多くの人が正心調息法を実修することで世界平和実現に寄与することができるというのも、現実性があるように思えてきませんでしょうか。
■他人の健康等に対しても影響を与えることができる。
正心調息法は「自力」の手法ですから、各人が自分で実修するのが本来ではありますけれど、博士は自分以外の人への祈りも効果があるんだよと言われます。

「祈りの効果」については、アメリカなどではできるだけ科学的な手法による検証が行われています。1980年代半ばにアメリカのサンフランシスコの病院で行われた実験結果を紹介しておきます。心臓治療ユニットに入院していた393人の患者に対する実験結果の概要です。

『魂の再発見~聖なる科学をめざして』 ラリー・ドッシー著/春秋社刊(絶版)より

●393人の患者を二重盲倹法により、祈られる側192人、祈られない側201人に厳密に分けた。
 ※つまり、患者本人は自分がどちら側かを知らないし、
  医者も看護士も自分の担当患者がどちら側かを知らない、という条件付け。

  ☆祈られる側の患者には、一人当たり5~7人の「祈る人」を配置。
  ☆「祈る人」はアメリカ全土の聖職者から募集。
    ※担当する患者の名前、症状を教えてもらい、毎日祈った。 ただし祈り方は自由(指定されなかった)。

  ★結果、抗生物質を必要とした人数、肺水腫(注)になった人数、
   気管内挿管が必要になった人数に明確な差異が発生。

   
(注)日本語訳の原本には「肺気腫」とあります。正心調息法講習会にご参加いただいた内科医の方から「肺水腫」の間違いでは
      との指摘があり、出版社にも問合せましたが、原著が見つからないとのことで誤訳または誤植かどうか現時点では判然としま
      せん。ただネットで調べてみても、心臓疾患と関連する症状としては「肺水腫」が適当と思われます。下記の資料も含めて、
      「肺水腫」ということに訂正させていただきます。


  この件については講習会でも使っている資料にまとめてあります。
  そちらもご参照ください。  祈りの効果の検証例①(青山講習会資料)

  その他、植物の種の発芽に対する実験等を通じても「祈りの効果」はいろいろ検証されているようです。
■自分自身の健康に影響を与えることができる。
自分自身の健康に関しては、正心調息法は「プラシーボ反応」を強化する手法ではないかと、最近は説明しています。以前は「思い込み効果」とか「偽薬効果」等とも訳され、プラシーボ効果と呼ばれていましたが、最近は「効果」ではなく「反応」であるという見解から、「プラシーボ反応」と呼ばれるようになってきたようです。
  
一般的なお医者さんが「プラシーボだ」と言う時は、ほとんどの場合否定的な使い方です。例えば「効きもしない偽の薬を飲んでも治ってしまう」患者は、困り者、厄介者です。でもちょっと見方を変えてみれば、薬も飲まず手術もせずに治ることができるならば、患者にとってはこんな良い方法はない、と言えるではないでしょうか。

手術に関しては、現代医療と代替医療の融和を図るアンドルー・ワイル博士のこんな言葉があります。

『外科手術は例外なく、その直接的効果に加えてプラシーボ反応を誘発しやすい条件を備えているのである。』
   「人はなぜ治るのか」(増補改訂版) アンドルー・ワイル著/日本教文社刊 p.302

つまり、手術という強硬手段が患者に強烈な印象を与えると同時に、お医者さん自身が外科手術の有効性を確信しているからこそ、より効果が高まっているということであって、全てが外科手術の結果として治癒しているわけではない、ということです。

また「プラシーボの治癒力」(日本教文社刊)によると、著者のハワード・ブローディ氏はその副題「心がつくる体内万能薬」という表現にもあるように、人間は体内に「製薬工場」を持っていると考えると理解しやすいのではないかと言われています。

残念ながら現在のところ確実にプラシーボ反応を引き出す有効な方法は見つかっていないようですが、引き起こしやすい要因として下記の3つを挙げています。

 ①期待

   ☆この医師だったら治してくれそうだとか、この薬なら私に効きそうだとかいう期待感


 ②条件付け

  ☆周知の「パブロフの犬」と同様のことが人間にも起こる。
  ☆例えば、ある薬を飲むときに同時に花の香りを嗅ぐようにしていると、
   その花の香りを嗅いだだけで薬を飲んだのと同じ効果が出てきて、服用量を減らすことができる。


 ③意味づけ

  ☆例えば自分が病気になったことを素直に受け止め、その体験が持つ意味をポジティブに捉え、
   そこから回復する物語を自分の中で創り上げることができると、プラシーボ反応は起こりやすくなる。


「期待」「条件付け」「意味づけ」の3つを見てみると、勿論他人や環境が関与した方が生じやすい面があるにしても、場合によっては自分自身でもできないことではないことのように思えます。

正心調息法は、病気であれば、過去形または過去完了形で「治った」と想念・内観します。治ることを全く疑っていないわけですから、もう「期待」も「条件付け」も超えています。さらに「意味づけ」、つまり治癒する物語は自己完結しているということになります。

このように、正心調息法を実修する過程には、プラシーボ反応を引き起こしやすい3つの要因が自ずから組み込まれていると言えることになります。
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